おすすめします、冬の快適リネン生活

秋の風が心地よく感じられる季節になりました。
気温が下がり、衣替えや模様替えを考えるタイミングで、「暮らしの布」を見直したくなる瞬間はありませんか?
リネンというと「夏の涼やかな素材」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、実はリネンは秋冬にこそさらに魅力を発揮する天然素材です。
寒い季節にぴったりの機能性を備えており、リネン寝具は毛布や羽毛布団と組み合わせることで、
蒸れ感のない心地よいあたたかさを楽しめます。
秋から冬にかけて、ぜひリネンの奥深い魅力を再発見してみましょう。
リネンの特性と冬に適した理由
リネンは「涼しい素材」という印象が強いですが、実際には四季を通して快適に使える万能な天然繊維です。
特に冬におすすめの理由を4つご紹介します。
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■ 保温性が高い
リネンの繊維は中が中空構造になっており、空気を含むことで一種の断熱材のような働きをします。
密閉して使用することで、この空気層が体温を保ち、冷たい外気からやさしく体を包み込んで守ります。
リネンの布団カバーやシーツは、羽毛布団や毛布をしっかり重ねることで、やさしいあたたかさが続きます。 -
■ 湿気を逃して、蒸れないあたたかさ
冬は暖房で部屋が暖まり、意外と汗をかきやすいものです。
リネンは吸湿性・速乾性に優れており、汗や湿気をすっと吸い取り、素早く発散します。
そのため寝具や衣類に使えば、汗による蒸れ感も軽減されてサラッとした心地よい肌ざわりになります。
清潔を保てるのも嬉しいポイントです。 -
■ 抗菌性で匂いの発生を抑えます
冬は窓を閉め切る時間が長く、湿気を含んだ布類からこもった匂いが発生しがちです。この匂いの原因は主に雑菌の繁殖です。
リネンは天然素材の中でも抗菌性が高いために雑菌の繁殖が抑えられて、嫌な匂いの発生を防いでくれます。
そのため、部屋干しにも最適です。毎日使う寝具やタオル類にぴったりの素材です。 -
■ 寒い時期でも乾きが早い
リネンは発散性、通気性に優れているので、含んだ水分をすばやく外へ逃します。
冬は洗濯物がなかなか乾かず、タオルなど、畳んで収納する作業がはかどらないのが悩みの一つですね。
しかし、リネンは他の繊維のものよりも早く乾くので、取り入れが進んで助かります。悩みが一つ解消されます。
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冬に快適に使うコツ
リネンの保温性を最大限に活かすためには、空気を閉じ込める“密閉状態”を作ることがポイントです。
たとえば掛け布団とリネンケットを重ねて使うと、空気が温まり、ふんわりと優しいあたたかさを感じられます。
リネンは発散性により湿気を外へ放出しますので、蒸れ感のないサラッとした温かさがつづき、安らかな睡眠が得られます。
スタッフの冬リネンライフ
当店スタッフもリネンを一年中愛用しています。それぞれの使い方をご紹介します。
商品開発Kさん
我が家ではタオルはすべてリネンです。布帛、ガーゼ、ワッフル、パイル、色々なタイプを、夏は薄手のリネンタオル、冬は少し厚手のものと、季節に合わせて使い分けています。リネンならではの清潔感が気に入っています。
営業部Mさん
自宅のインテリアファブリックも洋服も通年でリネンを使っています。
冬は、リネンのトップスの上にウール素材の羽織りものを重ねると、保温性が高く蒸れ感がありません。快適に過ごせるので、ぜひ皆さんにも試していただきたいです。


冬に取り入れたいリネンアイテムに適した生地
【リネンの寝具類】
夏はもちろん、秋冬は毛布や羽毛布団と重ねて使うと蒸れずにあたたかく快眠できます。
掛け布団カバーやシーツ、枕カバーにおすすめです。
シーツなど寝具類の制作におススメのリネン生地
【リネンブランケット】
冬のお布団と重ねて使うと、じんわりとした心地よいあたたかさを感じられます。
ブランケットの制作におススメの生地
160cm幅 コットンリネンワッフル ナチュラル R23C47-0001>>
【リネンタオル】
吸水性が高く乾きが早いので、寒い季節の洗濯も安心。
冬は少し厚手のものを選ぶと、バスタイム後の冷え防止にも役立ちます。
厚地のタオルの制作におススメのリネン生地
【ブラウスなどお洋服】
ウールのセーターやアウターと合わせると、空気を含んであたたかく、通気性がよいので汗をかいても快適です。
冬のトップスづくりにおススメの生地
お洋服づくりにぴったり 麻40番手のリネン生地
普通地よりちょっと厚手 麻30番手の生地
リネンは「夏の素材」という固定概念を超え、冬でも快適に使える万能素材です。
保温性・発散性・抗菌性に優れており、寒い季節を清潔で心地よく過ごすサポートをしてくれます。
今年の冬は、寝具やタオル、洋服など、暮らしの中に少しずつリネンを取り入れてみてください。













