『国内搾油 亜麻仁油(あまにゆ)』のできるまで
当店の『国内搾油 亜麻仁油』は発売以来1品ずつ丁寧に手作りしています。今回はその製造工程を紹介いたします。
<亜麻仁油とは?>
アマ科の一年草である亜麻(あま)の種からとれるオイルです。
食事から取らなければならない必須脂肪酸の一つであるオメガ3を多く含んでおり、毎日5g程度食事に取り入れることで、様々な健康効果が期待できるといわれる話題の油です。
佐賀県にある自社工場で作っています
ここが佐賀県藤津郡太良町にある亜麻仁油の製造工場です。搾油機2台はフル回転しています。
太良町は、佐賀県の南端に位置し、有明海と多良岳にはさまれた自然豊かな町です。美味しい海の幸、山の幸が豊富な土地で作られています。
亜麻(あま)の種から搾ります
亜麻仁油は、亜麻の種に圧力をかけることで油が搾りだされます。
亜麻とは、アマ科の一年草で、フランス北部・ベルギー・ロシア・東欧諸国及び中国地方などの比較的寒い地域が主な生産地です。亜麻は1mほどの高さに育ち色鮮やかな紫色の花を咲かせます。
当店の亜麻は、広大なシベリアの大地で栽培された亜麻の種を自社で輸入したものを使用しています。シベリアでは農薬をほとんど使用しないので、良質な亜麻が育ちます。
輸入した亜麻は、日本国内での200種にもおよぶ厳格な残留農薬試験をクリアした発芽率95%以上(自社調べ)の生きている種を使用しています。
圧搾そして沈殿
作り方はいシンプルですが、品質の良さと味のバランスが最適になるよう様々な試行錯誤を繰り返してきました。
圧搾機に材料を投入後、上から圧力をゆっくりかけていくと搾りたての油がでてきます。
圧搾後は一晩寝かせて休ませ、種の皮などの異物を沈殿させます。
当店の亜麻仁油の製品は全て、搾り出された亜麻仁油を沈殿させてフィルターを通しただけの未精製の亜麻仁油です。化学処理は行っていません。
未精製で余計な手を加えないので亜麻仁特有のリグナンなど天然の抗酸化物をそのまま含んでいます。自然の黄金色がその証です。
1本ずつパッケージ
ろ過した油は1本ずつ瓶づめしていきます。なるべく空気に触れないように、ぎりぎりのラインまで注ぎます。
パッケージのシールも1点ずつ貼っています。お客様の手に届くように慎重に貼っています。
■工場長インタビュー
Q、亜麻仁油を作る上で大切にしていること、こだわりは何ですか?
A、第一に「原料の亜麻仁の鮮度」にこだわっています。亜麻仁油は酸化しやすため、搾油から瓶詰までの工程を短時間で行い鮮度を保つよう心掛けています。
そして、毎日圧搾機械を分解洗浄して製品の品質を保つようにしています。
親子二人で毎日皆さんのお手元に新鮮な亜麻仁油をお届けするためフル稼働で頑張っています!
<太良店のご紹介>
亜麻仁油の工場には、亜麻仁を育んだ亜麻の繊維で紡いで、織った製品の「リネンのお店 Cadeau屋(かどや) 太良店」が併設されています。搾りたての亜麻仁油はもちろんのこと、オンラインショップで取り扱っているリネンの反物、生地や各種の製品、寝装品からキッチン用品、国内製造の自社ブランドLINEN&BASIC の製品が取り揃えられています。是非お立ち寄りください。
リネンのお店 Cadeau屋(かどや) 太良店
住所:〒849-1603 佐賀県藤津郡太良町大字糸岐1506
TEL:0954-67-8381
営業日:月曜日~金曜日(祭日と年末年始を除く) 営業時間:9:00-15:00